屋外用ソーラーLED避難標識
製品内部に太陽電池を搭載した構造をもち、独自の発電システムを備えた『コードレスで光る避難標識』です
自ら生成したエネルギーで夜間に照明を点灯する機能を備えており、電気工事・配線設備が一切不要です
災害による停電時にも表示内容の高い視認性を維持し、避難誘導の情報発信を行います
太陽電池を避難標識に内蔵した独自の構造であり、機能性と外観性を両立しています(※特許・実用新案取得)
センサーおよびタイマーの機能により、自動的に照明のON/OFFを切り替えます
停電時でも明るく光るため、日常時は防災啓もう手段、災害時には誘導の手段として円滑な行動を手助けします
簡単で迅速な導入が可能! コードレスで明るく発光する避難標識
太陽光を受けて発電を行い、蓄えたエネルギーを用いて夜間に避難標識をライトアップします
手間とコストが掛かる電気工事を全てカットすることができ、取付け作業のみで簡単にご導入いただけます
外部からの電力供給が必要ないため、河川・堤防・海岸など「災害時の漏電」が危険視される環境でも役立ちます
特許取得! 太陽電池が露出しない内照式避難標識の独自構造

太陽電池を避難標識内部に収納した独自構造となっています
ソーラーパネル受光面の「黒色で機械質な外観」が露出しません

周囲の景観に配慮した設置が可能となります
市街地や観光地など、風景・景色に与える影響を最小限に抑えます
「充電式ニッケル水素単三電池」を採用! バッテリーはおよそ5〜6年間の長寿命

バッテリーには市販の「充電式ニッケル水素単三電池」を採用しています
専門知識が不要であり、誰でも簡単に交換いただけます
交換頻度は5〜6年に1度で、簡単且つ安価なメンテナンスを実現しています
避難標識が一晩中発光! 夜間帯の迅速な行動をサポート

避難標識の独立発電システムで、夜間に表示デザインを全面発光します
スタンドサインや既存看板への組込みも可能です

自然災害による停電時にも安全に動作し、避難行動の円滑化に役立ちます
夜間帯の視認性を維持し、住民やビジターを安全な場所へ誘導します
「夜間に明るく光る避難標識」の開発背景

東日本大震災の教訓や南海トラフ地震などへの備えとして、全国各地の自治体で避難標識の設置が進められています
屋外用の避難標識は「夜間照明の輝度」「電気工事のコスト」「維持メンテナンス費用」などに課題を抱えています
日没後および停電時に対応した誘導案内板の導入は、まだまだ不十分だと言われています
夜間〜明け方の時間帯において自然災害による停電が発生した場合、周囲が暗闇となってしまいます
視界が優れない場合、日常より慣れた道であっても移動に困難が伴うと指摘されています
表示灯や避難標識が見えなければ、地元民はもとよりビジターおよび旅行者などの避難行動は一層難しいものとなります

上記の様な問題を解決するため、独自の発電機能をもち、動作に外部電源を必要としない発光式避難標識を開発しました
電気工事や関連手続きを全て省き、導入・普及を進めやすくしています
太陽電池を表示板の内部に搭載することで黒く機械的なパネル外観を隠し、周囲の景観に配慮した設置を実現しています
デザインソーラーパネル避難標識は、構造上、太陽電池の受光面がフィルムで覆われています
発電効率は低下するものの、避難標識に求められる機能を絞り込み、電力消費を削減して「安定した動作」を行います
設置環境としては、「晴れ日に2〜3時間以上の日光を確保できる場所」を推奨条件としています
全ての構成部材を収納した「スタンドアローン構造」の特徴を利用して、大型看板などへの組込みにも対応しています
看板素材の種類によって、反射板や蓄光板との組み合わせもご活用いただけます
防災・避難に関連する電子機器の稼働や位置情報システムなど「ITサービスの提供」における電力源としても役立ちます
これまでに、防災・避難標識として、全国の自治体様や企業様など400箇所以上の設置を行ってきました
豊富な実績とノウハウに基づき、デザイン作成や取付け方法のご提案まで、あらゆる面でのサポートを承っています
民間導入の詳細は「民間での用途」をご参照ください
デザインソーラーパネル避難標識の特徴

「LED」を光源とする照明で、避難標識全面を均一に照射します
時間の経過による輝度の減衰が起こらず、一晩中一定以上の輝度で発光します
深夜に停電をともなう災害が発生した場合でも、住民の皆様の速やかな避難活動に貢献します
夜になるとセンサーが感知して自動的に点灯します
日の出の検知やタイマー設定により、自動消灯します
点灯時間や照明輝度は、お客様にてご自由に設定いただけます

専用のフレームは防水対策(IPX5相当)を施しています
屋外で風雨にさらされても問題ありません
専用支柱、電柱、フェンス、壁面、看板組込み、自立スタンドなど、様々な取り付け方法に適応しています

デザインソーラーパネルは、特許および実用新案を取得しています
他社から同様の製品が販売されることはありません
当社独自の技術で製品の製造を行っています

太陽光発電により生成した「再生可能エネルギー」で照明を発光します
外部電源の引込みや配線設備が一切不要です
大きな費用の掛かる電気工事を必要としません
日々の電気代も0円に削減することができます

標準で「4種類の規格サイズ」をご用意しています
規格品以外に、特注サイズのご要望も承っています

避難標識に求められるスペックを絞り込み、不要な機能を削減して「低価格での供給」を実現しています
お見積りにつきましては、サイズ・仕様・数量などにより異なる場合がありますので、大変お手数ですが弊社までお問合せください

表示内容の点灯と共に「フットライト」が足元を照らし出す機能を備えた、人感センサータイプの製品です
避難標識に人が近づくと、センサーが感知して点灯を開始します
電源への接続を行わずに誘導灯や自発光標識をご設置いただけます

避難標識を真北面の方角に設置する場合、ソーラーパネルを南面(標識背面)に分離して取付けることができます
設置方角を制限せず、導入場所の自由度を高めています

日照条件が満たせない場合は、「AC電源仕様」に電力機能を代替できます
製品から電源コードを延ばして、電源(コンセントなど)への接続を行います

推奨使用条件
発電シミュレーション |
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グラフの説明 |
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黒色の横ライン | : | バッテリー満充電位置 | ||
青色の縦ライン | : | バッテリー残量 | ||
黄色の縦ライン | : | 1日の発電量 | ||
グレーの縦ライン | : | 1日の消費電力量 |
点灯時間 |
3〜15時間/日(任意設定) |
無日照対応日数 |
〜5日間(満充電・12時間発光/日) |
推奨受光時間 |
晴れ日に2〜3時間以上 |
設置の方角 |
東西南 ※北面設置の場合は別途ご相談ください |
※できるだけ建物や木などの影に入らない(日照時間が長い)場所をお選びください
※使用条件を満たすことができない場合、「AC電源仕様」のオプションも承っております
※北向きで推奨受光時間を満たすことができない場合、ソーラーパネルを別途設置する「セパレート仕様」のオプションも承っております
5日間の無日照(雨や雪など)期間が続いたとしても、2〜3日程度晴れの日があればバッテリーを満充電付近の状態まで回復することが可能です。設置につきましては、推奨受光時間を満たす場所へお取付けください。
※設置環境や天候、機能設定にて異なりますので、ご注意ください
※設置場所に関するご相談につきましては、お気軽にお問合せください
デザインソーラーパネル避難標識の用途例
従来型の屋外用避難標識との比較

大規模な地震の発生時には、約90%の地域に停電の可能性があると指摘されています
夜間においても速やかに避難できるよう、発光機能を備えた誘導案内板の設置が進められています
一方で、従来から普及している「蓄光標識」は、時間の経過と共に輝度が低下してしまう問題があります
また、「ソーラー式避難標識」は価格が高く、太陽電池が外部に露出し都市景観を損なってしまう点が懸念されます
当社では、太陽電池を避難標識の内部に搭載した、新しい発電構造を開発しました
太陽電池の長所である「自己発電機能」と短所であった「デザイン性」を両立しています
街の文化や景観を保護しつつ自然災害の脅威を軽減する、コードレスLED避難標識『デザインソーラーパネル』です
センサーを避難標識に搭載することで、通行人や災害を感知して、照明・音声といった注意喚起機器を稼働します
センサーや電子機器の消費電力には「デザインソーラーパネルが自ら発電したエネルギー」を利用します
別途電源を準備することなく、コードレスで簡単にご導入いただけます
新しい用途での避難標識活用

デザインソーラーパネルが発電した電力を外部の電子機器へ供給することで、避難標識に通信やITの機能を加えられます。例えば、災害の発生をセンサーで感知し電子ディスプレイにニュース速報を表示したり、防災拠点において公衆Wi-Fiスポットを展開するなど、従来では電源確保の面から困難であった防災サービスの付加価値を生み出します。
防災拠点における公衆無線LANスポット(通信機能)の提供
スマートフォンなどの電子デバイスに対して防災情報を発信
電子ペーパーや電光掲示板を用いたタイムリーな避難情報の表示
感震センサーによる震災感知時のキーボックス解錠(避難所の開閉)
製品スペック
※上記は、標準規格品の製品スペックです
※上記以外のサイズ・仕様をご希望の際は、別途ご相談ください
※型番に「C」の表記があるものは、面板に印刷フィルムをご選択いただけます
パンフレット名 |
形式とサイズ |
ダウンロード |
DSP避難標識パンフレット |
PDF形式 1.14MB |
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DSP避難標識詳細資料 |
PDF形式 1.70MB |
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ポール(支柱)取付け例 |
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サインシステム例 450×1600 |
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サインシステム例 450×1800 |
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サインシステム例 700×1800 |
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設置事例の詳細




下田市様
海運業や伊豆観光で有名な下田市は、静岡県南部に位置する街です。伊豆半島南部で太平洋と隣接しているという土地環境であるため、震災による津波の被害には十分に配慮した防災整備が行われています。市内には、海抜を考慮した津波避難場所が複数個所指定されており、住宅地や大通りからでも道に迷うことなく最短距離で到着できるよう、誘導標識をご設置いただきました。

広陵町様
自然豊かな田園風景が美しい広陵町は、奈良県北葛城郡の南東部に位置する街です。ニュータウンが形成されており、多くの人口を抱える同町では、早くから防災の備えが指摘されていました。内陸部に位置する土地環境上、津波などの被害想定は大きくありませんが、地震・豪雨・大火事などの危険性があります。多人数を収容できる体育館(指定避難所)へ続く防災案内として、誘導標識をご導入いただきました。

芸西村様
芸西村は、高知県南東部に位置する緑豊かな美しい村です。地理上、太平洋に面しているため、災害としては津波の危険性が指摘されています。震災対策の一環として、南海トラフ地震の浸水予想図など各種ハザードマップが公表されており、避難活動の準備が行われています。そうした避難サポートのツールとして、ハザードマップと連携した複合情報型サインをご導入いただきました。

竹富町様
竹富町は、沖縄県八重山列島の南西に位置する、観光地として高い人気をもつ島にあります。周りを海に囲まれた島の形状から、台風や津波といった水害には特に注意を払う必要がありました。当製品は、災害時における「光る避難案内」として、夜間対応にも気を配った防災整備をサポートしています。太陽電池の受光面を隠し、景観に与える影響を最小限に抑えている点にも評価をいただき、町内の避難経路に導入が決定しました。
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