
太陽光パネルを表示板に内蔵した独自構造を備えており、電気工事および外部電源への接続を不要とした「AEDの設置場所を示すコードレス仕様の内照式標識」です。夜間帯にかけても視認性を維持し、非常時におけるAED機器の迅速な活用を促します。
日没後、周囲が暗くなると「明暗センサー」が感知して自動的に照明を発光します
表示面を明るく照らし出すことにより「AED機器の存在」を外部に示します
周囲が暗くなる屋外では識別能力が低下してしまうことから、視認性改善の対策として役立ちます
AED(自動体外式除細動器)とは、心停止となった状態の心臓に対し電気ショックを与えて正常な心拍に戻すための医療機器をいいます。動作が自動化されており、専門知識が無い場合でもその場に居合わせた人が使用できるようになっています。電気ショックによる応急措置は時間との勝負であり、成功の可能性は1分ごとに約7〜10%程度低下すると言われています。救急車の到着を待つ間にも人命の危険が高まってしまうため、1秒でも早い措置が重要となります。
AEDは不特定多数の人が出入りする駅や空港、イベント会場といった公共施設などに広く導入されていますが、設置場所や使用方法に関して一般的な認知が進んでおらず、稼働率が低い点に問題が提起されています。また、現在普及が進んでいるAEDの設置場所は屋内が多く、施設の営業時間外や深夜帯などは建物の中に入ることができません。AEDが必要となる心疾患などは24時間いつでも起こり得るため、こうした点にも改善が求められています。
デザインソーラーパネル(DSP)とは:製品内蔵の太陽電池により、日光を受けて発電する構造をもちます。蓄えた電力を用いて夜間に照明を点灯させることで、1日を通して表示内容の視認性を確保できる「ソーラーパネル内蔵のコードレス内照式標識」です。都市景観に配慮した構造で導入のハードルを下げており、AED機器の使用率向上に貢献します。
太陽電池の機能により独自発電を行うため、電気工事や電源の確保が必要ありません
特殊な工事や設備が不要であり、直射日光の当たる場所へ設置するだけでご使用いただけます
維持メンテナンスも5〜6年に1度、市販の単三充電池を交換するだけで済みます
夜間に標識が全面点灯し、1日を通して緊急時のAED使用をサポート
AEDの設置場所が一目で判別可能!
専用BOXやAED機器との併設が容易となっています
周囲が暗い状況でも標識が発光し、位置情報を明確に示すことが可能です
電気・通信機器との連携
屋外における電源問題の解決に!
通信機能を備えることで、センサーやIDタグにより使用状態やメンテナンスの通知といったITサービスとの連携も可能です
心疾患の緊急事態が発生した場合、一刻を争うケースも想定されるため、AEDを探す時間は最小限に留める必要があります。デザインソーラーパネルは特許を取得した独自発電システムにより「電源設備が無い環境でも発光を維持する機能」を持つため、夜間帯であっても設置場所までの適切な案内が可能となります。
デザインソーラーパネルの電力をセンサーや通信機器などの「動力源」とすることで、従来まで実現できなかった新しい用途でのAED標識活用が可能となります。
屋外におけるAED機器の位置情報を発信
使用記録を共有・管理
より効果的な設置場所を探すための、人のアクセス導線や交通量の測定
「晴れの日に2〜3時間以上直射日光が当たる」場所へご設置ください。5日間無日照(雨や雪など)が続いたとしても、2〜3日程度晴天の日があればバッテリー満充電の状態まで回復することが可能です。
※設置環境や天候にて異なる場合がありますので、ご注意ください
※発電シミュレーションの詳細はこちらをご参照ください