
「広域避難場所」とは、自治体が指定した大人数収容が可能な避難場所のことであり、災害時に使用されます。短期的な待機所である「一時避難場所」が危険になった際にも、広域避難場所が集団避難の場として指定されます。大きさとしては10ヘクタール以上が必要とされており、大規模な広場や公園、学校などが多く用いられています。但し、見た目からは避難場所かどうかの判断がつかないため、指示・案内板が必要となります。
災害種別図記号が2016年度に改正され、新しく「津波・高潮」「洪水・内水氾濫」「土石流」「崖崩れ・地滑り」「大規模な火事」の5種類が規定されました。その地域で発生しやすい又は発生の恐れがあると考えられる災害に対し、比較的安全な場所を絞った避難場所の設定とその周知が進められています。
広域避難場所を示す表示内容としては、主に、JIS規格にて指定されている「ピクトサイン」と避難建物・場所の「名称」、管轄する「団体名/連絡先」などが挙げられます。場合によっては、対応する災害の種別記号や外国語表記、海抜といった内容が加えられ、詳細な情報発信が行われます。
デザインソーラーパネルとは:製品内部に搭載された「太陽電池」の発電により、エネルギーを独自生成するコードレスLED避難標識です。蓄えた電力でLED照明を点灯させ、日没後の視認性対応に備えます。剰余分のエネルギーは蓄電して持ち越され、毎日の安定した動作を確保しています。
太陽電池の受光面に導光板と印刷フィルムを重ね合わせた、弊社独自の特許構造です
ソーラーパネルの黒く機械的な外観が製品表面に露出せず、高い意匠性を維持しながら発電・蓄電を行います
避難所として指定されている公園や施設、市街地などの景色を損なうことなく導入いただけます
周囲が暗くなると、製品に搭載された「明暗センサー」が感知して自動的に照明を点灯します
災害による停電時でも動作し、人手を介さない「無人管理」を実現しています
クリーンエネルギーを用いることで、環境保全の取り組みに貢献できる点も特徴のひとつです
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広域避難場所の敷地内またはその位置を示す「誘導標識」としても、デザインソーラーパネルが採用されています
デザインソーラーパネルは、照明の発光に外部電源からの供給を必要としないため、停電時でも標識が点灯します
夜間の誘目性が高いことから、災害発生時だけでなく、日常的に「避難場所に関する情報」を発信することが可能です