【大阪市中央区様】DSP避難標識の導入ストーリー
設置目的
避難標識の設置は、大阪市新事業分野開拓事業(ベンチャー調達制度)にて実施されました。ベンチャー調達制度とは、新規性があり優れた特性を有すると認められる商品を大阪市が認定し、率先して購入を行うことにより、企業の販路開拓支援と良質な行政サービスの提供を目指して実施されている制度です。弊社製品は、平成27年度に認定を受けています。
大阪市中央区においては、高層マンションの建設が進んだことにより居住者が増加しており、また、多数の外国人観光客が訪れる観光地ともなっています。その結果、ビジターの流入が進んで夜間人口の増大が見られています。
人口増の状況を踏まえた上で、南海トラフや首都直下型地震によって大規模の震災が想定される中、夜間帯の災害発生時や停電時における避難誘導灯が必要との認識が高まっていました。そうした状況下で、防災整備のため、太陽電池内蔵のLED避難標識「デザインソーラーパネル」をご導入いただきました。
デザインソーラーパネル避難標識:SLB-S04C(360H×360W×37D)×35台
取り付け方法:壁面・フェンス取り付け
設置基準:標識設置基準
デザインソーラーパネル避難標識とは
デザインソーラーパネルは、標識の内部に搭載した太陽電池によって電力を生成する「独立発電機能」を備えています。日没後に照明を照射することで表示内容を全面発光し、1日を通して表示内容の視認性を確保する「太陽電池内蔵のコードレスLED防災標識」です。
従来では製品外部に別途設置されていた太陽電池を、表示板の内部に収納しています
太陽電池の表面に特殊なデザインフィルム(印刷メディア)を重ね合わせています
受光面の黒色で機械質な外観が露出せず、周囲の景観を損なう心配がありません
太陽電池を内蔵しているため、照明を点灯するための電源は一切不要です
既存の建物壁面や路上といった、電気工事/配電が困難な場所にも簡単にご導入いただけます
低消費電力のLEDにより、明け方まで明るく発光し続けます
既存の太陽電池製品の課題のひとつとして、メンテナンス費用が挙げられます
特に、バッテリーは数年に一度の頻度で交換される必要があり、コストも高額になります
当製品は、市販の「充電式ニッケル水素単三蓄電池」をバッテリーに採用しています
一般的な電池交換の要領で、容易かつ安価なメンテナンスが可能です
導入による効果
大阪市中央区の災害時避難所に導入され、視認性の面で効果的なメリットが生まれています。例えば、災害時避難所の玄関・出入り口など目立つ場所に標識を導入したことで、その建物が「災害時に避難すべき施設」であることを、昼夜を問わず識別できるようになりました。また、外部電源を使用していないため、災害による停電時にも照明が機能する安心感があります。
表示内容は、ユニバーサルデザインおよびJIS規格に沿ったピクトグラムに対応しています。そのため、国籍や居住歴にかかわらず、ビジターおよび新規転入者の方々にも表示内容を分かり易く理解していただくことができます。
他にも、従来のソーラー製品では高額なバッテリー交換費用が必要となってしまうため、適切なメンテナンスが実施されないケースがありました。その点において、デザインソーラーパネルは量販店で購入可能な充電式単三蓄電池を採用しているため、安価で適切な管理が行い易くなっています。
避難標識 - 導入ストーリー



避難標識 - ラインナップ
メニュー
デザインソーラーパネル避難標識
に関するお問い合わせ