【奈良県広陵町様】DSP防災サインの導入ストーリー
設置目的
広陵町内で、避難場所であることを示す防災サイン/案内板を設置する
避難場所が対応する災害種別の表記および避難マップを掲示する
災害時には誘導灯の役割も果たすこと
デザインソーラーパネル防災サイン:SLB-S04C-ST(H2165×W476×D54mm)×1台
奈良県広陵町様の導入背景
広陵町は関西地方の奈良県西部に位置し、橿原市や香芝市、大和高田市などに隣接する町です。広陵町の西部には、香芝市にまたがって真美が丘ニュータウンが形成されています。真美が丘ニュータウンは1970年ごろより住宅地として開発され、大阪市の鶴橋駅まで急行で25分と、交通便の良さから人口の流入が進みました。そのため、同地域には転入者が多く、町の地理に疎い方も多くおられます。
そこで、住民が日ごろから防災情報に触れる機会を創出するための取り組みとして、避難所へ誘導する防災サインの設置が検討されました。住民の生活圏に設置された避難情報を目にしてもらうことで、「災害時に避難すべき場所」といった防災についての意識を高めてもらうためです。実際の防災案内の設置に関しては、以下の点から機材の検討が行われました。
掲出すべき情報についてコンサルティングが可能である
夜間に災害が発生したときにも表示内容を視認できるサインである
夜間の災害時には誘導灯の役割も果たす機能がある
設置コストおよび維持コストをなるべく低く抑えられる機材である
デザインソーラーパネル防災サインによる解決策のご提案
デザインソーラーパネル(DSP)は、太陽電池を内部に搭載した構造をもつ「コードレス仕様の内照式防災サイン」です。電気工事や配線設備を施すことなく表示内容のライトアップが可能となり、夜間の視認性確保に役立ちます。広陵町の状況をヒアリングした上で、当製品であれば、以下の点で課題を解決できるのではないかと考えました。
掲示する意匠面は、これまで数々の自治体向け防災標識をデザインしてきた担当者が、お客様のご意向を確認しながらオーダーメイドで作成を行っています。広陵町の場合、避難所であることを示すピクトグラムや避難所の方向指示のほかに、周辺地域の安全性や災害リスクを示す「防災マップ」の表示を実施しました。
デザインソーラーパネルは、太陽電池を電力源とする「内照式サイン」です。太陽電池が日中に発電した電力を用いて点灯するため、停電によって外部電力の供給が遮断されても標識が点灯し続けます。また、照明はバックライト方式であり、表示内容が全面点灯します。そのため、夜間においても表示内容をはっきりと識別することができます。
加えて、「夜間には標識の足元を照らし出す明かりも欲しい」とのご要望を受けて、スタンドにソーラー式のフットライトも取り付けています。弊社では、お客様のご要望に応じた仕様の変更にも柔軟に対応させていただきます。
施工において、電気工事や配線機器が不要となり、工事費用を削減できます。また、工事費用以上に配慮しなければならないのがランニングコストです。ソーラー製品の場合、電力を蓄積しておくためのバッテリーが必要不可欠であり、そのコストは決して小さくありません。その点で、本製品はバッテリーに市販の単三蓄電池を使用しているため、交換品を量販店で安価に購入できる上、通常の電池を取り換える要領でメンテナンスが可能となり、専門業者に依頼する必要もありません。
導入による効果
防災サインは、避難所からすぐの交差点に設置いただきました
避難所であることを示すピクトグラム、避難所入り口の方向とその距離、避難所名称が記載されています
夜間になるとこれらの情報がLED照明で明るく照らし出されます
付近を通行する住民の方の誘目性を高め、平時からの防災情報の発信による啓蒙を行っています
広陵町に設置した防災サインには、スタンドに「ソーラー機能付の足元灯」が併設されています
災害時にも避難路を明るく照らすことで安全な避難行動をサポートします
表示デザインは任意に設定いただけるため、日本語以外の表記も可能です
東京オリンピックやラグビーワールドカップの開催に向けて、訪日外国人観光客はますます増大すると予測されます
防災サインの「多国語併用」は安全配慮のため必須項目となっています
内閣府より通達されている災害種別に応じた表示(JIS規格)にも対応しています
住民ひとりひとりが避難所の安全性を判断し、自発的かつ効果的な避難活動を実施するために活用が求められる表示です
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