表札の表示と防犯

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皆さんはご家庭における表札の設置について考えたことはあるでしょうか。日本では、訪問者や配送関連の利便性のために「慣習」として表札を出しているケースが一般的に見られます。しかし、ご家庭における表札の設置について、取付けに関する義務や法的な拘束はありません。個人の任意だとされています。単身の居住者を中心に表札を掲げない方も多くおられます。その一方で、戸建て住宅の場合は9割以上の方が表札を設置しています。

そうした中、防犯やプライバシーの観点から安易に表札を出さない方が良いのでは?との意見も増えてきています。このページでは、表札の表示と防犯の関わりについてご紹介しています。

表札の主な表示内容

表札の主な表示内容

お名前

表札を掲げる第一の目的として「居住者の氏名に関する情報公開」があります。

建物の所有者や居住している人物を特定・判別するために必要な情報です。ネームプレートとしての根本的な設置理由となります。以前は、家族構成(家族全員の氏名)を表札に記載することも珍しくありませんでした。

しかし、近年においては防犯意識の高まりから家族構成の公表は伏せられています。表札の内容は「苗字のみ」に留めているものが大半となっています。

所在地

第二の目的に「所在地の情報公開」があります。

表札が示す所在地とは、建物の住所のことです。初めてその土地を訪れた方や荷物の配達業者にとっては便利な情報となります。また、表札デザインの一部としてレイアウトにも用いられています。

住所表示についても防犯やプライバシーの面から問題視されることがありました。しかし、現在ではインターネットを用いて誰でも簡単に位置情報を取得することができます。住所だけを伏せてもあまり意味が無くなってきている事実があります。

 

表札の住所表示(住居番号)

表札の住所表示(住居番号)

表札の提示は任意となっています。しかし、地域によっては条例により「住居番号」の表示を義務・推奨していることがあります。

住居番号とは、建物等の出入口の位置に応じて建物につけた番号で「号」と表示されます。これは住居表示板というプレートに記載されます。住居表示板は市区町村の役所にて無料で交付されます。

市区町村によって多少の違いはありますが、一般的な住居表示板は青や緑のプレートです。この色味では住宅の外観に合わないといった声もあります。その場合、住所表示のプレートを別途購入して取付ける方もおられます。

 

表札と防犯の関係

表札と防犯の関係

防犯意識の高まりとともに、表札を掲げないという選択肢も増えてきています。表札は個人情報を外部に発信する役割をもちます。そのため、悪用しようと思えば簡単にできてしまうのです。

しかし、表札を出さない選択は周囲への配慮に欠けてしまう事情もあります。

そこで、防犯面を考慮する場合は”必要最低限の情報のみ”を表示すると良いでしょう。例えば、家族構成が分かる記載やフルネームでの表示を避けるといったことが挙げられます。

 

防犯性を高める「光る表札」

光る表札

表札は掲げたいが、防犯面がどうても気になる…。このようなお悩みの場合、お勧めなのが「光る表札」です。近年人気を博している表札商品であり、もともとは光の装飾でエントランスを美しく表現するのに重宝されていました。

しかし、導入が広がるにつれて防犯面でも機能することが明らかになってきました。その理由は、照明の点灯作用にあります。

例えば、空き巣などの犯罪数は、街灯の少なさと相関があるとされています。つまり、明るい場所は防犯面で優れていると言えます。考えてみれば当たり前ですが、玄関が明るい家にわざわざ空き巣に入ることはない。ということかも知れません。

当社では「ソーラーパネルを内蔵したLED表札」を取り扱っています。日没後に自動的に光る表札であり、もちろん防犯効果も期待できます。実際に取付けたお客様からも「家を留守にしていても安心できる」との声を頂いています。光る表札をお探しの際は、是非ご覧ください。

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