工事標識
ソーラーパネルを組み込んだ「内照式の工事標識」です。
太陽光を受けて発電を行い、日没後に表示面をライトアップします。
独立した状態で動作するため、バッテリーや配線類を別途準備する必要がありません。
ソーラー式工事標識の機能
電力の生成
太陽電池に太陽光が当たることで自動的に発電が開始されます。電力はその場で留めておくことができません。そのため、充放電が可能な二次電池(本体内蔵)を用いて蓄電を行います。
照明の発光
蓄えた電力は標識を照らし出す照明(LED)に使用します。これにより夜間帯の視認性を引き上げ、工事標識の機能を維持します。工事現場における注意喚起などの情報発信に有効です。
コードレス仕様
標識自体がエネルギーを生み出す仕組みを備えています。工事現場で邪魔になりがちな配線類を省くことができ、情報提供のツールとして役立ちます。
エネルギーサイクル
「太陽光から発電 ~ バッテリーに蓄電 ~ 夜間に発光」というサイクルを循環します。全ての動作を自動化しており、設置作業のみで使用できます。
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工事標識が抱える課題
安全面の対応
工事現場には危険物が多くあります。特に、視認性が低下する夜間は注意が必要です。安全を確保するには照明などの電気機器が必須となります。しかし、電気機器を動作するには電力源を確保しなければならず、コスト管理や準備が煩雑化します。
配線ケーブルの存在
通常、電気機器を使用するには電力を供給する「電源」が必要となります。また、機器と電源を接続するには有線のケーブルが用いられます。工事現場においてはこの配線類が邪魔になりがちであり、また安全面を阻害する原因ともなり得ます。
企業イメージの低下
工事現場は道路を遮ったり騒音があったりと、どうしても敬遠されがちな存在です。そうした中、企業イメージを向上したり、新しい建造物が完成する期待感を演出するための施策が求められています。工事標識にそうした役割が期待されています。
ソーラー式工事標識によるソリューション
夜間の発光表示
事故が起こりやすくなる日没後において、工事標識を発光表示することが可能です。周囲の視認性が低下する中、注意を引きやすく安全面の向上に貢献します。
コードレス化
配線ケーブルを引く必要がなく、コードレスでご使用いただけます。設置するだけで簡単に使用可能な点がメリットのひとつです。(※直射日光に当たる場所という制限があります)
簡単な取り扱い
標識とソーラーパネルを一体化しているため、運搬や設置の面で通常の標識と変わらない取り扱いが可能です。
工事用仮囲いへの取付け
表示デザインは自由に設定できます。工事現場と一般道の境界線をつくる「仮囲い」にもお取付けいただけます。企業ロゴを光らせたり、装飾品として美観を演出することが可能です。信頼性の向上や工事現場のイメージ向上に繋がります。(※詳細につきましては「ソーラー仮囲い看板」をご参照ください)
推奨使用条件
点灯時間 | リモコン or 3~15時間/日(任意設定可) |
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無日照対応日数 | ~5日間(6時間発光/日の場合) |
推奨受光時間 | 晴天日に2~3時間以上 |
日照条件として「晴天日に2~3時間以上の直射日光が当たること」を推奨しています。バッテリー残量が0の状態となっても、2~3日程度晴天の日があればバッテリー満充電の状態まで回復することが可能です。(※詳細につきましては「発電シミュレーション」をご参照ください)
※設置環境や天候にて異なる場合がありますのでご注意ください
※設置場所に関するご相談につきましてはお気軽にお問合せください
従来の工事標識との比較
夜間対策を施した工事標識には、いくつかの電源種類があります。
それぞれ異なる特徴を備えており、動作にメリットとデメリットがあります。大きく分類して、「配線の有無」「作業の有無」「電飾の安定性」といった要因があります。
使用用途や設置環境により適性が異なるため、特徴を把握したうえで最適なものを選択することが求められます。
その他の用途例
防災
防災・避難に関する情報
防犯
防犯・安全に関する情報
工事
工事関係の標識
交通
交通関係の標識
駐車場
駐車・駐輪に関する情報
案内
各種情報案内の発信